RABBeAT – What’s That, Who’s There

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次世代ハードコア・シーンを代表するkilbourneが立ち上げたレーベル「Hammerhead Records」の第三弾作はMadBack RecordsからのEPも話題となっていたオランダのRABBeATによるアルバム!

ネオクラシカルやドローン的な側面がある不協和音を用いた圧倒的な重みと歪みがあるキックが叩き込まれるネクストレベルのインダストリアル・ハードコアを披露しており、RABBeATの凄まじい才能を余すところなく堪能できる素晴らしいアルバムとなっています。
RABBeATはThe Outside AgencyやOphidianに匹敵する無駄のない完璧なプロダクションを持ち、非ダンスミュージック的な要素を取り込んだオルタナティブな姿勢があり、彼のスタイルはインダストリアル・ハードコア・シーンの活性化へと繋がるかもしれません。Hammerhead RecordsとRABBeATは今後のハードコア・シーンに大きな変化を齎す重要な存在となるのではないでしょうか。

今作は2010年代後半にTripped、[KRTM]、14anger、Perc、Ghost in the machine、Somniac Oneなどによって開拓されていったハード・テクノ~インダストリアル・テクノとハードコア・テクノ~インダストリアル・ハードコアの融合化の一つの答えとして提示できる革新的なアルバムであり、オルタナティブ・ハードコア/ネオ・インダストリアル・ハードコアの最高傑作の一つとしてハードコア史に刻まれるはずです。