インダストリアル・ハードコアの本質を捉えながらも斬新なハード・テクノやオールドスクールなハードコア・テクノを独自のバランス感覚で繋ぎ合わせ、新たな段階のハードコア・スタイルを提示しているSomniac Oneが自身主宰レーベル「Somniverse」を始動！

Possessionのコンピレーションに収録された「Midnight Intruder」で衝撃的なインダストリアル・トランスを開発し、今最も注目を集めるDJ/プロデューサーの一人であるSomniac One。去年は電子音楽家Heathered Pearlsのリミックス・シリーズにLuke Slaterと参加し、IDMやアンビエント的な要素のあるハードコアを披露していたのも印象的でした。

この度Somniverseの第一弾作品として、Somniac Oneの2曲入り10”シングル『Deer in the Headlights』が発表。A面「Arp Track #1」はSomniac One流のハード・テクノとなっており、彼女がここ数年テクノ・シーンで活躍して得て来たであろう経験がフェードバックされたフィジカル度の強いトラック。B面「MNDKNTRL」は2000年代のダークなミレニアムやインダストリアル・ハードコアのエッセンスが現代的なフィーリングと交わって生まれたディープなハードコア・トラックとなっています。

今作はハードコアとテクノ双方に忠実に向き合いながらも自身の核となる部分を全面に出しており、現行のハードコア/テクノ・シーンに対しての意思表示を感じさせます。
Somniac OneはRude AwakeningやPeaky Pounderが開拓したインダストリアル・ハードコアとテクノの混合スタイルや、Manu Le Malinが追求していた境界線の無いハードコア・テクノのスタイルを受け継ぎ、ハードコア・テクノに新たな流れを生み出していくはずです。