名門インダストリアル・レーベルHymen Recordsや実験的なダンスミュージックを扱うSubtraktからのアルバム/EPリリース、A Dying UserとDiasivaでの活動によって独自の視点からポスト・インダストリアル・ダンスミュージックの道を切り開き続ける電子音楽家Mads Lindgrenによる「Monolog」のニューアルバムがMurder Channelから4月30日に発売!
今作『Everything at Zero』は、重厚で神秘的とも言えるノイズと生き物の様に動き回るビートとベースが重なり合って生まれるMonologの特徴的なスタイルをアップデートさせた力作。以前よりも一音一音に重みが増し広がりが生まれ、一層深みのある電子音を作り出している。ドラムンベースとベースミュージックにインダストリアルやダーク・アンビエントを掛け合わせた楽曲は音だけでは無く、それらのジャンルの複雑な背景までも飲み込んでミックスされている様であり、他の安易な掛け合わせとは違ったコアなサウンドを完成させている。
HelmetやGodfleshといった90年代のヒリヒリとしたグランジやサッドコアを連想させながらも、Logos、Ossia、Cocktail Party Effectなどのダブステップ/グライムを通過した変形ベースミュージックからSouth London Analogue Materialのインダストリアル・テクノ、Author & Punisherなどの電子ドゥームなどにシンクロしながらも独自の方向性を明確に表しており、Monologが真の電子音楽家である事を証明した傑作。
Murder ChannelのBandcampにてデジタルのプレオーダーが開始しており、注文された方にはアルバムから1曲先行でダウンロードが可能になっています。