ポルトガルのドラムンベース・シーンを代表するレーベル「Yellow Stripe Recordings」の中心メンバーとして長年に渡ってシーンを牽引してきた実力派プロデューサー「C-Netik」が9年振りに来日決定!
今回は来日を記念して、C-Netikの数ある名曲の中からGHzがオススメする名曲をセレクトしてご紹介します!来日公演に向けて、C-Netikの魅力に触れる入門編としてチェックしてみてください!ハードコア・ドラムンベースの真髄を体現するC-Netikによる貴重な日本でのプレイをどうぞお見逃しなく!
12月1日・中野heavysick ZEROで開催されるMURDER CHANNEL VOL.31のADV予約特典には、C-Netikによる最新の新曲を収録予定!この機会にぜひご予約ください。
MURDER CHANNEL VOL.31 – ADV1予約はこちらから!
https://forms.gle/kQrtWudA3EHtzAQ77
C-Netik – Cut The Pace (Militia EP / 2011)
Yellow Stripe Recordingsの初期を代表するコンピレーション『Militia EP』に収録された重厚なスカルステップ・トラック。Current Value、Tech Itch、Lucio de Rimanez等が築いたスカルステップの流れに新たな感触を加え、スカルステップをさらに進化させた一曲です。C-Netikらしい緻密で硬質なミニマル・アプローチで構築されており、ハーフステップやベースミュージックの要素も感じられます。2000年代のスカルステップ/ダークステップ/テクノイドを原点に持つ、C-Netikの音楽的ルーツを色濃く反映した名曲です。
C-Netik – Judgement (PRSPCTLTD008 / 2012)
1993年にリリースされた、ロック/メタルとヒップホップを融合させた伝説的コンピレーション『Judgment Night』のテーマ曲であるBiohazard & Onyxの同名曲をサンプリングしたハードコア・ドラムンベース・トラック。ハードコア・テクノの要素が強く、C-Netikが打ち出すハードコア・ドラムンベースのスタイルを凝縮したパワフルでロッキンな一曲に仕上がっています。ハードコア・テクノのファンにも響く重厚なサウンドをドラムンベースのグルーヴに見事に落とし込んだC-Netikの初期代表作のひとつです。
C-Netik – Checkmate (PRSPCT023 / 2013)
スカルステップの要素を巧みに取り入れたC-Netikらしさ全開のハードコア・ドラムンベースの傑作。高揚感を引き出すサンプルと、スカルスネアとハードコア・キックが織りなす二層構成の展開が圧巻。DJツールとしての使いやすさも抜群で様々なドラムンベースのスタイルに溶け込むC-Netikの卓越したプロダクション技術が際立っています。リリースから10年以上経った今もなおフロアで通用する完成度を誇り、真のハードコア・ドラムンベース・クラシックとして語り継がれていく一曲です。
Bratkilla & C-Netik – Corona Virus ( Nefertitie / Corona Virus / 2014)
デスステップの生みの親として知られるBratkillaとのコラボレーション・トラック。2014年にリリースされ、コロナ禍によって皮肉にも注目を集めてしまった一曲。クロスブリード全盛期の勢いを感じさせつつ、流行に流されることなく自分達の技術と明確なビジョンを貫いているのが感じられます。タイトルのインパクトだけでなく、その完成度の高さによってクロスブリード・ヘッズから愛されている1曲です。パンデミック中にはリミックス集も発表されました。
eRRe & C-Netik – Syke (Dark Rituals EP / 2015)
シュランツやハード・テクノをドラムンベースと融合させ、2000年代後半にはすでに独自のハードコア・ドラムンベース・スタイルを確立していたスペインの奇才eRReとのコラボレーション・トラック。デスメタル調のボーカルを交えながら鋭いスネアと重厚なキックがシンプルかつ強靭に組み立てられ、サイケデリックなエフェクトが悪夢的な雰囲気を醸し出しています。eRReが提唱していたブンバとC-Netikのポストステップが融合し、異形のハードコア・ドラムンベースを完成させています。
C-Netik featuring Switch Technique – Chrome Heart (Surplus MK I EP / 2017)
これまでに何度も共作を重ね、抜群の相性を見せてきたSwitch Techniqueを迎えた独創的なクロスブリード・トラック。インダストリアルなサウンドを軸に、崩れたビートが行進するように展開していく構成には中毒性があり、彼等のマッドサイエンティストな側面が光る隠れた名曲です。他とは違った独創性のあるクロスブリードを求めている方には特にオススメです。C-NetikとSwitch Techniqueのコラボレーションはどれも高い完成度を誇るので、気になった方はそちらもチェックしてみてください。
C-Netik & DJ Hidden – Odyssey (Odyssey EP / 2022)
クロスブリードの先駆者であるDJ Hiddenとのコラボレーションによって生み出したハイブリッドなドラムンベース・トラック。両者の特徴的なサウンドとキックが理想的なバランスで融合し、クロスブリードやハードコア・ドラムンベースに加え、彼等がこれまで築いてきた多彩なドラムンベースの要素も巧みに織り交ぜられています。重層的な構成の中に二人のキャリアと個性が溶け込んでおり、まさにコラボレーションの真髄を体現した一曲。サウンドデザインやキックのプロダクションにおいて屈指の完成度を誇るDJ Hiddenに一切引けを取らず、自身のスタイルへと見事に引き込んでいるC-Netikの実力には本当に驚かされます。
C-Netik 来日情報
11/30 大阪
Face Smash! vol.12 at G.R Cafe Terrace
https://ra.co/events/2280243
12/01 東京
MURDER CHANNEL VOL.31 at heavysick ZERO
https://note.com/floorarchive/n/n7c5436e0b549

