ブレイクコア・ガイドブック発売記念特集の第七弾!今回はミュージック・ビデオをピックアップ!
アーティスト本人が出演した物からアニメを使った物、映画などの素材を切り貼りしたコラージュ的な物まで様々な映像作品があります。その中でも、特に印象的なミュージックビデオを10作ご紹介!
Jason Forrest – War Photographer
Jason Forrest(DJ Donna Summer)が2005年にリリースした傑作アルバム「Shamelessly Exciting」に収録されていた1曲。芸術的なサンプリングのスキルとセンスに溢れた名曲です。
Doormouse – Skelechairs
USブレイクコア・シーンのパイオニアであるDoormouseの代表曲。元々は1998年にリリースした「Your Drugged Future」という12″レコードに収録されていた1曲。ブレイクコアというジャンルのフォーマットを作ったとも言える重要な曲です。
DJ Skull Vomit – Zombie Addict
DJ Skull VomitがCock Rock Discoからリリースしたフリーアルバムに収録。この頃既にハードコア・テクノとブレイクコアを掛け合わせたアグレッシブなSkull Vomitのスタイルが完成しています。
Ruby My Dear – Croque Monsieur à Disneyland
2018年にPRSPCTからリリースされたRuby My Dearの名盤「Brame」のオープニングを飾ったファニーで毒のあるブレイクコア・チューン。Ruby My Dearの世界観が映像にも見事に表れています。
Apzolut – Fire and Some
オランダのブレイクコア・シーンで長きに渡って活動しているApzolutのミュージックビデオ。FFFが監督とアニメーションを担当しています。
OVe-NaXx – OVEKEYASHIKI
日本のブレイクコア・シーンを代表する鬼才OVe-NaXxが2008年にリリースしたコンセプト・アルバム「Ovekeyashiki」から作られたミュージックビデオ。アルバムの世界観が完璧に映像化されています。
Bong-Ra ‘666MPH’ The 2013 Remix
Bong-Raが2003年にリリースした2ndアルバムにしてブレイクコアの名作アルバム「Bikini Bandits, Kill! Kill! Kill!」に収録され、ミュージックビデオがMTVでも放送され人気を得た「666MPH」のセルフリミックス。楽曲も映像も新たにリメイクされ、激しさが増しています。
Igorrr – Cheval
名門メタル・レーベル「Metal Blade Records」からリリースしたIgorrrの出世作「Savage Sinusoid」に収録。アルバム制作時を映像にしたドキュメンタリーも素晴らしいのでそちらもチェックを。
Big Lad – High Octane Party Banger
UKのブレイクコア/スピードコア・アーティスト「Ladyscraper」による人力エレクトロニック・デュオ「Big Lad」のデビューアルバムからのミュージックビデオ。エモーショナルなブレインダンスにパンクとブレイクコアのエッセンスを掛け合わせた名曲です。
Ed Cox – Anything Now
ジプシーコア・シーンの最重要アーティストでもあるEd Coxの2ndアルバム「Without The Hyena The Lion Cannot Be King Of The Jungle」からの1曲。Ed Coxの哀愁と狂気が重なったメロディアスでダンサブルなクラウンコアの世界観が表現された傑作ビデオ。