ブレイクコア・ガイドブック発売記念特集!
今回は、パンク~ポップス~ダンスミュージック~レゲエ~ヒップホップなど、メインストリーム系の音楽をネタにマッシュアップを主体として様々なジャンルや手法を織り交ぜたブレイクコアのサブジャンルの一つ、マッシュコアをピックアップ!
Alec Empire Vs. Elvis Presley – Jailhouse Cock Rocks The Most
デジタル・ハードコアの生みの親であるAlec Empireが1999年にブートレグ・リリースしたElvis Presleyのリミックス・アルバム「Alec Empire Vs. Elvis Presley」に収録。マッシュコアの元祖といってもいい内容の名盤アルバムです。
Venetian Snares – Twelve
2004年にリリースされた「Infolepsy EP」のオープニングに衆力されたセサミストリート・ネタ。同EPにはキルビル・ネタのハードコア・テイストが強いブレイクコアも収録。
Sickboy – Bohemian Crapsody
2004年にTigerbeat6/Mirexからリリースされたアルバム「Shake Hands With A Clenched Fist」に収録されているQueenのbohemian rhapsodyネタ。他にもAndrew WKネタの「Partyhard」も強烈です。
Graz – Total Request Mashup
2010年にリリースされたGrazのアルバム「Bootleg Babylon」に収録されたHead Automatica/Beating Heart Babyネタのダンサブルで痛快なマッシュコア。
Shitmat – Jackson$ Babylon
Shitmatの名盤アルバム「Killababylonkutz」に収録されているBaby Cham/Babylon Bwoyのアカペラにマイケル・ジャクソンの代表曲を繋ぎあわせた高度なマッシュアップ・スキルが全面に出た1曲。
Parasite – Toxic Dancehall
Peace Offのコンピレーション・シリーズ「The Kamikaze Club」の第四弾に収録されているUKのブレイクコア・アーティスト「Parasite」によるThe Bug/ Gun Disease feat Cutty Ranksを大胆に使用したノイジーなマッシュコア。
Amph Feat Cauto – My Girl
2008年にPeace Offのサブレーベル「Mutant Sniper」からリリースされたAmphのデビュー作に収録されているタイトル通りのThe Temptations/My Girlネタ。
Mochipet – Nelly vs. Poor Kakarookee (Venetian Snares)
2003年にMochipetがリリースした大ネタ使いのアルバム「Combat」に収録されたVenetian Snaresの曲をエディットしたトラックにNellyのアカペラを乗せたマッシュコア・クラシック。
Society Suckers – MOP Stylee
ドイツのブレイクコア・ユニット「Society Suckers」が名盤コンピレーション「Sweat …That Kool It’s Hot!!!」に提供したM.O.P./ Ante Up Remix ft. Busta Rhymes, Teflon, Remy Martinを使ったパンキッシュなマッシュコア。
Jason Forest – My 36 Favorite Punk Songs
Jason Forrestが2005年にリリースしたアルバム「Shamelessly Exciting」に収録されているパンクバンドの音源を矢継ぎ早に繋ぎあわせたユニークな1曲。優れたカットアップ・スキルとセンスが見事に表われた名曲。