4/28-29 – MURDER CHANNEL VOL.30 – 2 Days Special –

NEWS

昨年20周年を迎えてますますコアな活動を進めるMURDER CHANNELが中野heavysick ZEROで2日間に渡ってスペシャルなイベントを開催!

Day 1(4月28日)はトーク&ワークショップ・イベント。トークセッションではHAMMER BROSやShigetomo Yamamotoといった日本のハードコア・テクノ・シーンを築き上げたパイオニアたちに加えて、HARDCORE TANO*CやMaddest Chick’ndomといった国内ハードコア・レーベルがリリースした名作達のジャケットを手掛けてきたGraphersRock、『History of Japanese Hardcore Techno』『ハードコア・テクノ・ガイドブック』の著者である梅ヶ谷雄太が登場し、シーンの歴史だけではなく、ハードコア・テクノのデザインやカルチャーの背景までも掘り下げていく。さらに、オランダからは日本のハードコア・シーンを長年研究し、ヨーロッパに紹介してきたライターであり写真家のBoris Postomaも参加。日本のハードコア・テクノがヨーロッパにどのような影響を与えているのかを検証する。

ワークショップではHitori Toriとccodesight.が楽曲制作やライブパフォーマンスに関するレクチャーを行い、彼等の貴重な制作プロセスや知識が共有される。また、この日は90〜2000年代のハードコア・ガバを中心としたレコードの販売も行われる。普段のイベントとはひと味違ってアーティストと観客が交流できる貴重な機会となるだろう。

Day 2(4月29日)はLIVE & DJイベントとなり、12年ぶりにブレイクコア・シーンの伝説的アーティストXanopticonがアメリカから来日し、MURDER CHANNELのステージに帰還。再始動したXanopticonの圧倒的なライブ・パフォーマンスを日本で再び味わえる貴重な機会となる。カナダからはHitori Tori、国内からは東京、大阪、福岡の実力派アーティストが集結し、B1/B2フロアを通じてジャンルを超えたディープな音楽体験が堪能できる。是非とも二日間を通してMURDER CHANNELが推進するアンダーグラウンド・ミュージックの魅力を存分に感じて欲しい。

出演者の新曲と未発表曲を収録したコンピレーション(DLコード)と非売品グッズが入手できる特典付き二日通しチケットもMxCx online storeで販売中。
https://mxcxshop.cart.fc2.com/ca2/187/p-r-s/

MURDER CHANNEL VOL.30 – 2 Days Special –
2025年4月28日(祝前日・月) + 29日(祝日・火)
at 中野heavysick ZERO

Onetone Front Page

[Day 1]
4月28日 (祝前日・月)

TALK & WORKSHOP event
Opean/17:00 – Start/18:00
DOOR:2000円(1D別)

B1 FLOOR

– TALK –
HAMMER BROS
GraphersRock x Shigetomo Yamamoto(OUT OF KEY/Bass2 Records)
Boris Postma x 梅ヶ谷雄太

– WORKSHOP –
Hitori Tori
codesight.

B2 FLOOR

Hardcore Gabba Vinyl market

[Day 2]
4月29日(祝日・火)

LIVE & DJ event
Opean & Start/15:00
DOOR:3500円(1D別)

B1 FLOOR

Xanopticon
Hitori Tori
KAK-A Wolves
L?K?O
Numb’n’dub
OZIGIRI
KenKoTaiji
Miyuki Omura
codesight.
Shimon_Harbig
Lootcanal

B2 FLOOR

DieTRAX
栄免組
大江戸テクニカ
DJ YEW
96-glass
MOSHIMOSHI (BLACKPHONE666)
Three-CODE

Flyer design by Yusaku Kato

Xanopticon
類稀なプログラミング・スキルによって生み出されるフューチャリスティックでインダストリアルな世界観とアグレッシブで予測不可能なビートを組み合わせた唯一無二の楽曲をクリエイトし、長年に渡ってエレクトロニック・ミュージック界で絶対的な存在感を放ち続けるアメリカの鬼才電子音楽家Ryan FriedrichことXanopticonは2001年にフランスの名門ブレイクコア・レーベルPeace OffからEiterherdとのスプリットにてレコードデビューを果たし、その偉大なキャリアをスタートさせる。

2002年にはドイツのMirexとアメリカのTigerbeat6 から7″レコードを立て続けにリリースし、その衝撃的なサウンドでブレイクコア・シーンで注目の的となり、今に続く地位を築き上げた。
2003年にAnt-ZenのサブレーベルであるHymenから発表した1stアルバム『Liminal Space』はブレイクコア、IDM、インダストリアル、テクノ、メタルからの影響を独自解釈してまったく新しい音楽を作り上げることに成功し、今作はブレイクコア・シーンを超えて世界中のエレクトロニック・ミュージック愛好家達から大絶賛された。ミリ単位の細部まで徹底的に作り込んだ驚異的な『Liminal Space』は音楽メディアからポスト・ドリルンベースとも称され、その後のエレクトロ・ミュージック・シーンに与えた衝撃は計り知れない。

2000年中頃から活動拠点をアメリカからヨーロッパへと移し、ベルギー、ドイツ、フランス、イギリス、オランダなどヨーロッパ全土でライブを行い、大規模フェスティバルにも多数出演。ライブにおいては複数のソフトウェアを駆使し、リアルタイムで自身の曲を再構築していくスリリングなライブパフォーマンスを行っており、Xanopticonのライブはエレクトロニック・ミュージック界においてトップレベルを誇っている。
近年はSub Popのノイズ・ヒップホップ・グループClipping.やUSアンダーグラウンドの暗黒女王Zola Jesusのリミックス、Duran Duran DuranやJan Robbe(UndaCova/Atomhead)とのコラボレーション・プロジェクトやマスタリング・エンジニアとしても活動している。



Hitori Tori
カナダ・バンクーバー出身のミュージシャンJulian La Brooyのプロジェクト。革新的なサウンドデザインと卓越したプログラミング技術を駆使し、アシッド、ジャングル、IDM、ブレイクコアを独自融合させた作品を展開。サウンドトラッカー、オーディオサンプラー、シンセサイザーなど様々なツールを自在に操り、エレクトロニック・ミュージックの限界を押し広げ、新しい表現を追求している。
Peace Off、Kitty on Fire、Kaometry Records、MURDER CHANNEL、EVELといったレーベルからEPやアルバムをリリースしており、その作品は世界中の電子音楽ファンから絶大な支持を受けている。最近ではGoreshit、99Jakesとのスプリット作のリリースや、DJ SHARPNELとのアメリカツアーが話題となり、新世代のアーティストやリスナーからも熱狂的な支持を集めた。

ライブパフォーマンスでは、まるでドラマーのようにリアルタイムでブレイクビーツを手動で奏でる即興性を重視したコントローラー・ジャムが特徴。ライブアクトとしてもその圧倒的なエネルギーと創造性が世界中のクラウドから高い評価を得ている。