Baseck & Pilo – In Fragments

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優れた技術力とユニークなバックグラウンドを持つ電子音楽界の注目の二組「Baseck & Pilo」がコラボレーション・アルバムを発表!

2000年初頭からアメリカのブレイクコアやエクスペリメンタル・ハードコア・シーンにてターンテーブリストとして活躍し、2010年代にはモジュラーシンセやアナログ機材を巧みに操る技巧派アーティストとしても高い評価を受ける「Baseck」と、Boysnoize Recordsを拠点にディープなテクノをリリースしており、 Dean Grenierとの共作やHuoratronのリミックスも手掛ける「Pilo」によるコラボレーション作『In Fragments』は、テクノやエレクトロ、ドラムンベースやヒップホップといった様々なジャンルの要素(特にビートパターン)を重厚な電子音と煮詰めて吐き出されたエクスペリメンタルながらも、ダンスフロアの中でも十分に機能するグルーブやサウンドを持った異形の電子音楽を完成させています。
インダストリアル・メタルバンド「Ministry」の元メンバーとして知られているPaul Barkerとアメリカの電子音楽家Bana Haffarもゲスト参加しており、80年代的なアンビエントやインダストリアル・ミュージック、ニューエイジ的な流れも組み込み、2000年代のIDMやロウ・テクノ/ハウスなどの要素を現代の技術と機材、そしてBaseckとPiloが体験して来たダンスミュージック・シーンでの経験を元に重ね合わせて生まれた最高傑作。2020年という時代にピッタリと寄り添う素晴らしいアルバムです。