Slave To Society – Chasing Shadows EP

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去年はLimewax『Agent Orange Remix EP』やMokum Recordsの名作コンピレーション・シリーズ『F**king Hardcore』からScuderia、BRVTALといったレーベルのコンピーションへの参加で、ハードコア・テクノ~ドラムンベース~テクノ~インダストリアルとジャンルを超えて多くのリスナーの心を射止めたSlave To SocietyがEPを新作EPを発表!

Slave To Societyを象徴するパワーエレクトロニクスやインダストリアル・ノイズを経由して作られる重厚なアナログのノイズサウンドをたっぷりと使ったアブストラクトでハードなディストピア・ジャングルを収録。どことなく、初期Doc Scott~DJ Nut Nut~Dillinja~DJ Trace~Panaceaなどのジャングル~ダークコア~テックステップのアトモスフィアを感じさせるトラックは、モダンなジャングルやハード・ドラムンベース、インダストリアル系のDJには重宝されるでしょう。Slave To Societyはブレイクコアからの影響も公言していましたが、今作での容赦なくハードに叩き込まれるアーメン・ブレイクとディストーションに包まれた様々なビートとサウンドは、ブレイクコアの本質を見事に表しています。
G36やASC、Presha、JK Flesh(Tech Level2)といったアーティストともシンクロするSlave To Societyのディストピア・ジャングルは近年のダンスミュージックのムードを見事に形にしており、今作はこれから巻き起こる展開の鍵となるかもしれません。