ベースライン・ハウスを中心にグライムやジャングルといったUKのトラディショナルなダンスミュージックに日本のサブカルチャー的要素を巧みにミックスしたギークでルーディーなトラックで異彩を放っていたmadmaidがアルバムを発表！

今作はmadmaidというアーティストが活動当初からブレずに提示してきたダンスミュージックへの強い拘りと圧倒的な個性が遺憾なく発揮された力作。ドラムの音色とグルーブが非常に印象的でmadmaid独自のブレイクビーツ・ワールドが展開されています。様々なダンスミュージックの背景がアルバムに落とし込まれていますが、ジャンルよりも自身の追求する音の世界観が確立されており、独自路線を独走するその姿勢は素晴らしいです。

2023年最大のトピックの一つとして記録しておきたいアルバムです！オススメ！