最先端和製フットワークジャングル対決勃発!!! UKのCock Rock Discoより”Laxenanchaos vs Caramel Brain Ideas”スプリットEPリリース!!! 変態アシッドベースからIDM化するビートまで和製オリジナリティ溢れる2つベースが犇めき合うフットワークジャングルクラッシュがここに!!!
DJ Donna Summer名義で物議を醸し、自らジャンルを体現するブレイクコア・シーンのドンJason Forrestが創設し、現在Footwork Jungle / RAVEプロデューサーのMelt Unit、Captain Ravemanらを中心に展開する老舗レーベルCock Rock Disco(US)より、LaxenanchaosとCaramel Brain Ideasによるスプリット・アルバム「Bipolar Order」が発表、5/29にリリースとなった。
異なるジャンルの2組のプロデューサーがフットワークジャングルを軸にVSスタイルで構成されたユニークなこちらの作品は、レーベルのオフィシャル・アナウンスでも大いに反響を呼んだ。
また、世界を舞台に活躍する日本のBreakcore、Juke/FootworkシーンそれぞれのパイオニアであるNumb’n’dub、D.J. Fulltonoからの支持を受け、熱いコメントが寄せられており、今後のアンダーグラウンドを語る上でも見逃せない内容となっている。
LaxenanchaosはVirgin Babylon Recordsからのアルバムリリースも伴い、6/22にTRIANGLE大阪でSUNCAQ 二周年記念祭でのレコ発ライブも予定、7月にはドイツの野外フェスFreqs of Nature Festival 2018への出演も決定している。
▼*Caramel Brain Ideas Laxenanchaosと比較してよりDOPEなJuke/Footworkが中心で、その中でもAcid Yaoya Natureはジャングル要素の高いトラックでLaxenanchaosに対抗した感じでよりRAVEな感じがめっちゃよかったです。 *Laxenanchaos Caramel Brain Ideasより派手めでアッパーなJuke/Footworkが多くて、中でもEverybody Amenなんか、Acidもアーメンも欲しい要素が全部詰まっててさすがBANGFACE思い出しました。
by Numb’n’dub (5gene)
▼最近聴いたLaxenanchaosのライブは、シカゴのJuke/Footworkのヤバみを彼なりに上手く消化した上で構成された極上のビートだった。
恐らく彼は、めちゃくちゃフットワークのビートを研究している。
確か、今回の作品に収録される[K hole slang]もライブで披露していた記憶がある。
このトラックが本当に最高だ。
説明すると、フラットな状態から放たれるさりげないトリックが痛快。
このフラットさを軸に展開していくという、そのスタイルこそがフットワークの肝となることをLaxenanchaosは非常に心得ていて、
仮にその軸がブレブレだと、ただのブレイクコア崩れになってしまうのである。
そんなLaxenanchaosの音源がUSのブレイクコア老舗レーベルCOCK ROCK DISCOからリリースされるというのだから驚きだ。
COCK ROCK DISCOと言えば、かつてブレイクコア界隈で一世を風靡(関西だけ?)したDuran Duran DuranやDonna Summer、最近ではOve-NaXx等もリリース。
それに、IDM/エレクトロニカ創世記から活躍するOtto Von Schirach等がリリースしている伝統的なレーベルである。
直近のリリースを調べてみると、フットワーク・ジャングルなんかもリリースしていた。
僕が最近気になっているDubsknitも参加しているようだ。
そんなそうそうたるメンツの中にLaxenanchaosが名を連ねるとなるとテンションがあがるではないか。
関西で発足したフットワーク・ジャングルのクルーAMENLIFEやAMEN DJZもイマイチ話題性に欠けたまま忘れ去られようとしていたので、
ここから盛り返して行きたいところである。
フットワーク・ジャングルというネーミングは安直に聞こえるが、実は割と奥が深いと認識している。
全く異なるルーツを持つ二つのジャンルが、偶然似通った「何か」を持ち合わせていたことから融合し、その「何か」を確認し合うかのごとく生み出される様が、実験結果のようで愛おしくもある。まだまだ目が離せない。
あと、Laxenanchaosのもう一つの魅力として、時折ちらつかせる浮遊感のあるドリーミーな展開。
エレクトロニカ的なフットワークはまだ未知の世界なので、
もしかして彼によって今後爆発するかもしれない。
Official Endorsement from Japanese footwork pioneer D.J. Fulltono (Booty Tune)