テクノ～ドラムンベース～インダストリアル～ダブステップ～ノイズ～ドローンを混合させた芸術的な歪みのある楽曲で人気を博していたOntalのメンバーであるDarko KolarがKatran名義での1stアルバムを発表！

今作『Above The Concrete』はポスト・ダブステップ/レフトフィールド・ベース周辺で高い評価を受けたOntalとしての活動で得られた体感的なダンスミュージックの要素と、Darko Kolar主宰レーベル「Jezgro」で表現していたノイズミュージックの自由な表現方法を組み合わせたオルタナティブなインダストリアル・テクノを主体としたアルバム。
ハード・テクノ化しているインダストリアル・テクノの真価を表した挑戦的な内容でもあり、リズミックノイズの進化系としても捉えられる名作。数々のインダストリアル・テクノ/リズミックノイズの傑作を発表してきたHANDSのカラーにも非常にフィットしています。

アルバムにはFausten(Monster X+Stormfield)、KK Null、Elektroplasmaという強者達がフィーチャリングで参加しており、異次元のサウンドをKatranと共に奏でています。Pan Sonic、Scorn、Somatic Responses、Orphx、Regis、Converter、Cloaks、JK Flesh、Shapednoiseといったアーティストと同じ方向性に進みながらも、今までとは違った新しい可能性の断片を掴んでおり、今作によってKatranは一気に前人未踏の領域に突入しています。

ダンスミュージック・ファンだけではなく、ノイズミュージック・ファンにも是非聴いて欲しいアルバムです。