Oil Works、File Records、 Murder Channelといった国内のレーベルからBedroom Research、Zod、In Vitro Recordsなどの海外レーベルからも作品を発表し、世界中のコアなリスナーを魅了し続けているビートメイカー/電子音楽家「Himuro Yoshiteru」が、9枚目となる待望のフルアルバムをリリース!
一層深みを増した表情豊かなメロディが全体を包み、長年に渡ってヘッズの頭を揺らして来たHimuro氏だからこそ作り出せるドープなビートとベース、そして細部まで作りこまれた至高のサウンドデザインによって、1曲目から最後までリスナーの耳と心を掴んで離さない凄まじく完成度の高いアルバムになっています。
1曲1曲にストーリー性が感じられ、聴くたびに新たな解釈が出来る様な内容でもあり、近年の電子音楽の中でもアルバムというフォーマットで此処まで楽しませてくれる作品も少ないかと思います。
ヒップホップのタフネスさに、エレクトロニカ/IDMの実験性と手法、テクノの高揚感とクラシックの壮大な展開など、様々なジャンルの断片を感じとる事は出来ますが、昔から変わらずに今作もHimuro氏の完璧オリジナルな世界観とサウンドを存分に体感出来ます。