Northern Lord名義でのドゥーム・ダブのシングルも素晴らしかったGore Techが久々となる新作を発表!
今作は2015年に発表したドゥーミーでインダストリアルチックなベースサウンドが広がる『Futurphobia』の進化形ともいえるディープな音像に包まれる実験的な作品。Northern Lordとして開拓していた電子音によるサイケデリック・ロックやドゥーム・メタルの重量感をそのまま持ち込み、殺気だった緊張感のあるサウンドをリスナーに突き付けています。
ヘヴィードローンやノイズからの影響も感じられ、そこにメタルのメンタリティを繋ぎあわせ、リアリスティックな電子音の響きを鳴らしており、EmptysetやSleep、The Haxan Cloakなどにも共鳴する楽曲を生み出しています。
ニューアルバムの発売も控えているというGore Techですが、今作を聴くにまた一段と進化した姿を我々に見せてくれそうです。