Jah Schulz名義にてルーツに根差した伝統的なDUB/ステッパーを独自の観点から再構築したレコードをリリースしているMichael Fiedlerがニュープロジェクト「Ghost Dub」を始動させEPを発表!
挑戦的な姿勢でDUBを更新させ続けているThe Bug主宰のPRESSUREから7月に発売予定というGhost Dub名義の1stアルバムに収録されている曲のDUBバージョンとなるのが今作『Damaged Versions』。オリジナルを聴く前にDUBバージョンを先に聴く事でリスナーの先入観を破壊し、Ghost Dubの幻影に心地よく翻弄されてしまう作品となっています。
The Congosのミニマルでトライバルなビート、Poleの音響空間処理、Mad Professorのサイケデリアなどを受け継ぎながらも独自の手法によってDUBに新しいデザインを施し、Ghost Dubのエンジニア/作曲家としての圧倒的な個性が感じられる3曲が収録。深海で鳴らされているようなディープな低音にどこまでも沈められていくアンビエンスなドゥーム・ミュージックとしても解釈でき、エクストリーム・ミュージックとの接続も可能となっているのがPRESSUREから発表される所以でしょう。アルバムへの期待度が高まりまくる素晴らしいDUB EPです!