CycheoutsG feat DIE-SUCK – LIVE@MURDER CHANNEL VOL.29

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グラインドコア/ドゥーム・バンドで活躍するボーカリスト「DIE-SUCK(EARTAKER / ex. EGO FIX)」をフィーチャーしたサイケアウツGのライブが音源化!MxCx online storeにて予約開始!

1994年、大橋アキラと秋井仁によって結成され、関西から全国区へとその名を轟かせた、日本を代表するジャングル/ドラムンベース・グループであるサイケアウツ。その初期メンバーとして数々の伝説的なライブを行なってきたDIE-SUCKと、Gの文字を冠してパワーアップし活動を続けるCycheoutsG(サイケアウツG)が20年以上の時を超え、2024年3月2日に渋谷Circusで開催されたMURDER CHANNEL VOL.29にて奇跡的な再邂逅を果たした。本作はその衝撃の一夜を収めたライブ・アルバムとなっている。『INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!』『あなたの聴かない世界 スピリチュアル・ミュージックの歴史とガイドブック』著者・持田保によるライナーノーツも収録。

前半はCycheoutsGのソロパート。某ポストパンク・バンドをサンプリングした新曲のハウス・トラックに始まり、ベースの効いた、しかし節々で軽妙さも感じさせるサウンドが鳴り響く。中盤からはDIE-SUCKを交え、ハードなジャングル~ドラムンベース・パートへと突入。アシッド・ハウス~インダストリアル~EBM~ジャングルといったダンスミュージックに国産アニメのサンプルが混ざり合う、国内外のリスナーを魅了してやまないカオスを孕んだCycheoutsGのトラックが展開される。さらにグラインドコアやドゥーム・メタルといったヘヴィ・ミュージックをバックグラウンドに持つDIE-SUCKのボーカルが乗り、場は混沌の渦へ。終盤では無機質で機械の鳴動のような電子ノイズと、オーディエンスに噛みつかんばかりの唸り声、DIE-SUCK本人をして「汚水流すような」と言わしめるデス・ボイス、それらとは一線を画す、清流を思わせる水音がぶつかり合う狂気のインプロビゼーションへとなだれ込んでいく。

精緻な構造やテクニックに依拠せず、音に没入し内に潜り込んでいくような、ライブでしか生まれ得ないディープなエクストリーム・ミュージックがここに。

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