天才的なプログラミング技術を駆使したテッキーでブルータルなスタイルで長年に渡ってハード・ドラムンベース/スカルステップ・シーンの頂点に君臨している鬼才LimewaxことMaxim Anokhinによるエレクトロニカ/テクノ・プロジェクト「Climaxim」がニューアルバムを発表！

Climaxim名義としては盟友The Panaceaのインダストリアル・テクノユニット「New Frames」のアルバムにコラボレーションで参加していましたが、単独作品のリリースは2016年にリリースした「Finanglings LP」以降は無かったので今作はClimaximのファンには嬉しいサプライズとなりました。
ストレートな4×4のテクノ・トラックから壮大なシンセの音色が広がるアンビエント・テイストのダウンビート、そしてメロウな歌物まで様々なスタイルを披露していますが、全体的に統一されたサウンドと世界観が作られていて最初から最後まで一気に楽しめる内容。
作りこまれたシンセも魅力的ですが、リズムのアプローチがユニークで時折出てくる複雑な展開にはLimewax的な要素も感じます。エレクトロニカ～アンビエント系リスナーからLimewaxのファンにもオススメです！