2010年総括!!!
今回も素晴らしいアーティストの皆様にご参加していただきました!
全チャート必見!思わぬ名盤に出会うキッカケになるかも!?
是非チェックしてみてください!
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D.J.Fulltono(Booty Tune)
http://djfulltono.bootytune.com
01) DJ Rashad & DJ Spinn / 4 The Ghetto (Ghettophiles)
http://www.discogs.com/DJ-Spinn-DJ-Rashad-4-The-Ghetto/master/268815
昨年中旬からシカゴ・フランスなどからJUKEのクリエイターが一気に露出し始め、その中の数人が日本のメディアでも紹介されましたが、シカゴのJUKEシーンを創世記から支えるDJ RashadとDJ Spinnの作品クオリティは別格です。
このEPはデータが主流のJUKE作品には珍しくヴァイナルでもリリースされてるので、2010年を代表する作品として堂々1位にランクインしました。収録曲「Space Juke」は今年のゲットーテックシーンの代表作です。
Ghettophiles(ゲットーファイルズ)は今最も注目を集めているレーベルなので他のタイトルも是非聴いてみてください!
02) PLAYDOE / Ice Cream [Kaptain Cadillac remix](Leonizer)
http://www.junodownload.com/products/bubble-freeze/1550789-02/
今フランスで最も勢いのあるゲットーテッククリエイターKaptain Caidllacのリミックスです。彼のトラックはDJ FUNK好きは間違いなくマスト!Kaptain Cadillacは日本でブレイクできる人物だと思ってます。LEATHERFACE名義ではゴシックなテイストをコンセプトとした勢いのあるJUKE作 品をリリースしています。
03) DJ Taye / So many places(Starlabel / B.YRSLF division)
http://soundcloud.com/byrslf_division/dj-taye-so-many-placez
2011年期待のニューフェイスDJ TAYE。この曲は色んなDJMIXに使われてました。元ネタは分かりませんが男性Vo.に心地よいダウンビートと見せかけてベースが跳ねまくってる強力JUKE!
04) DJ Yung Tellem / Space Outta Bass (Unrelease)
http://soundcloud.com/djyungtellem/dj-yung-tellem-space-outta-bass
DJ DMAN(DanceManiaのDJ D-MANとは別人)ことDJ Yung Tellem。Planet MuからのJUKEコンピレーションにも参加するなど、今後活躍が期待されます。彼のトラックは今なら全てSoundcloudでフリーDL可!バカじゃ ねーの。
05) DJ Thadz / Watch Me Take Off (Clownhouse Muzik)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003NIVT6U/ref=dm_sp_alb?ie=UTF8&qid=1294334140&sr=8-20
JUKEはサウスサイドのゲットーハウスから派生したダンスミュージックだという事を象徴するトラック。後期DanceMania組の中で彼の音は外せません。僕のMIXCDにも収録してます。
06) Jonny Megabyte / Drunk&High in Chicago (Databass)
http://www.junodownload.com/products/drunk-high-in-chicago/1602474-02/
ゲットーテックの老舗レーベル[Databass]は今も健在です。勢いはシカゴJUKEに劣るものの興味深い作品をリリースし続けています。今年辺りデ トロイトJITからも動きがありそうな予感。このアーティストはイギリス出身ですがデトロイトJIT寄りのゲットーテックをリリースしていて、近々アナロ グオンリーのレーベルを立ち上げるという噂も!
07) DJ Roc / The Crack Capone (Planet Mu)
http://www.planet.mu/discography/ZIQ291
2010年の事件と言えばやはりPlanet MuからJUKEが突如リリースされ始めたことでしょう。僕はこの事を「マイク・パラディナス事件」と勝手に言ってます。DJ Rocは、元DanceManiaのDJ Slugoのレーベル[Subterranean Playhouse]からリリースしていました。このアルバムに収録されているのは従来のゲットーハウスの流れとはまた違う変則ビートを意識的にセレクト しているようです。シカゴのゲットーサウンドもPlanet Muがセレクトすると不思議とオシャレな感じに仕上がっちゃうんですね!
08) DJ Slugo / In The Middle (Subterranean Playhouse)
http://bleep.com/index.php?page=release_details&releaseid=27516
ベテランが今なお現役でリリースしていることはシカゴハウス時代から聴いてきたファンとしては感慨深いものがあります。彼はゲットーテック飽和状態だった 数年は、いきなりヒップホップをやってみたり、N.Y.ハウスっぽいことをやってみたりと不安定でしたが、ここ半年は、「JUKEのドンはオレだ!」と言 わんばかりにJUKEに特化してます。音はDance Maniaからリリースしていた頃と何も変わっていません。何気に毎回使っちゃうんですよね!ベースは鬼のように出てます。
09) DJ Flawlez / Ghetto sounds pt.1 (Juke Trax)
http://www.junodownload.com/products/ghetto-sounds-pt-1/1516926-02/
JUKE界きってのマッシュアップ職人DJ Flawlezによるアルバム。超POPでおバカな作品集に仕上がってます。
10) Rumi Shishido / CHERBOURG→BRIGHTON (Majix)
http://www.majix.jp/artist_content/187
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LINDA (GRINDCIRCUS/Brutal Ass)
http://www.grindcircus.com/
kamomekamome「Happy Rebirthday To You」
2010年はとにかくkamomekamomeを聴いた1年だったと思います。
千葉県柏市のHARDCORE BANDですが、とにかくこのBANDにしか成し得ないSOUNDです。LIVEも最高でした。
Fexomat「Fuck Minimal[M.I.K.Z./Berlin」
Fexomatは彼のSoundCloudからDLできるMP3です。メタル・パンク・ハードコアネタのBREAKCOREから
それこそ”それ系”のBANDまでをMIXしまくったLIVE SETで、超がつくブルータル過ぎる内容。
神がかってます。今最も生で見たいARTISTの1人ですね。
444CAPSULE「Cult」
444CAPSULEはBreakcore、GABBA、hiphopなどを柔軟に取り込む大阪UNDERGROUNDの中核を担うユニット。
4曲入りの1st E.P.ですが、近年の大阪UNDERGROUNDを代表するARTIST達とコラボしていて、1枚で”その”空気を感じれる名盤です。
don29「LIVE at MIDI_sai 10th Anniversary」
don29さんの作品は”MIDI_sai”10周年でのLIVEをRECした会場限定の作品。POPでいてHARDで聴きやすくノリが良いBreakcoreです。
TAPROOT「Plea The Fifth」
TAPROOTはUSの中堅モダンヘヴィネスバンドなんですが、相変わらずの安定感。静と動の対比や泣きのメロディが素晴らしいです。
Skrillex「Scary Monsters And Nice Sprites」
Skrillexは個人的には昨年聴いたDubstepの中ではアタマ一つ抜きん出てました。
Mr.Children「SENSE」
ミスチルは…意外がられますけど好きなのでw
J-POPというフィールドにくくられながら、ちゃんとROCKしてサクセスした数少ないBANDだと思います。
The Devil Wears Prada「Zombie E.P.」
The Devil Wears Pradaは昨年のNewschool~Metalcore~Deathcore系では個人的には1番良かったです。
VA「Speedcore 4 Life Vol.4」
Speedcore 4 Lifeは、毎回”やり過ぎ”としか表現できないGABBA,SPEEDCOREのブルータルな所を凝縮したCompilationのシリーズなのですが、
今回のvol.4は近年のSPEEDCOREと言えばこの人なKomprexや、個人的に大ヒットなUSのLABELである
Apocalypse Recordings周辺の音でまとめられていてシリーズ中でも屈指の完成度だと思いました。
Olafur Arnalds「…and they have escaped the weight of darkness」
Olafur Arnaldsはアイスランドの音響派ARTISTで、非常に美しく世界観のあるSOUNDが魅力的です。
日本でもWorld’s End Girlfriendや、Envyなどのファンにも好まれているそうです。
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OZIGIRI(MOB SQUAD TOKYO)
http://ameblo.jp/ozigiri/
Misery Index「Heirs To Thievery」
デスメタル、グラインドコア、ニュースクールハードコアなんかの美味しい所だけブッこんで上手い具合に
ブレンドしたお手本のような1枚!このバンドは相変わらずバランス感覚が素晴らしいです。
Go-Zen「Hinamatsuri」
和製でこのテのゴアグラインドは珍しいです。PigstyやJIG-AI等のチェコ勢から突進力・お遊び要素を吸収し
キャッチーに纏めた1枚。バンドの皆さんも非常に若い!今後に期待したいですね!
凛として時雨「still a Sigure virgin?」
誤解を恐れずに言えばjpopを通過したカオティックハードコアという所でしょうか。
Convergeあたりの疾走感を持ちつつもまた違ったエモさがあって良し!これが売れているという現象もまた面白いです。
m1dy「Lector In The Sky With Diamorphine」
Jスピコアキング久々のフルアルバム。今回もガバキック連打に妙な声ネタ、更にはオールドスクールスピコアな曲
まで飛び出したりしてカオスの極地!それでいてブルータリティーとキャッチーさが不思議と共存しているのは流石としか。
ZUNTATA「Dariusburst Original Soundtrack」
今、ゲーム業界で最もパンクなダライアスシリーズまさかの新作サントラです。インダストリアル臭ムンムンな前作とは
うってかわってオリエンタルな仕上がり。相変わらず人は選びますが、ハマるとクセになります。ゲームと合わせて是非!
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STAZMA THE JUNGLECHRIST「Kill Them For Momy」
2009年~2010年ブレイクコアのシーンも衰え、ブレイクコアのリリースが減る中、
やっぱりブレイクコアってかっこいいな、って思わせてくれるPEACEOFFからのリリース曲。
KRADDY「Android Porn Mochipet “Godzillaporn” Remix」
Mochipetのリミックス。Mochipet好きなんですよね、柔軟さっていうか。
攻撃範囲めっちゃ広くて、このトラックに限らずなんでも好きです。
かっこいいだけじゃなくて、面白い。それって結構重要だと思うんです。
AUTORA「BETA」
2010年はAUTORAおっかけの年!東京でやるライブは全部観に行かせて頂きました。
音源とライブではまた違う表情があって面白いし、聞いてるとふわふわ自然と体が動く。
AUTORAでしか出せない音だなってホント思います。
Doctor P「Big Boss」
ダサかっこいい曲。
王道Dubstepとかあまり聞かない子なんですけど、
この曲のダサっぽさだったりキャッチーさのあるDubstepにハマる感じ。
Dubstep伸びしろが感じられる曲かなって思います。
DJ Zinc feat MS DYNAMITE「Wile Out」
2010年めちゃくちゃはやりましたね、この曲。
DJ ZINCのシンプルなトラックとMS DYNAMITEのボーカルが絶妙。
すごいかっこいいわけじゃないんだけどクセになる1曲。なんか頭から離れない。
BOYS NOIZE「Transmission (Mr Oizo remix)」
Mr Oizoリミックスがよい!Mr Oizoの独特なリズム感すげー。Mr Oizoのトラックでハズレがないような気がします。オイゾかと思ってたらオワゾって読むんだって気づいた2010年でした。どっちでもいいけどね
Monkey Steak「Hyped Up (ft. MC Zulu)」
ダンスホール要素が入ってる曲ってなんか買っちゃう。この曲はなんかズルイ。
DON29「新代田FEVERメタルセット」
DON29さんがライブ毎に物販で売っているCDシリーズ。誰もが聴いたことがあるゲーム音楽をサンプリングしたりしてて、馴染みやすい・聞きやすい・踊りやすいの三拍子揃ってます。自分でトラック作るときも参考にさせてもらったりしました。
terui toshiyuki「Smiley of The Sun」
元ブランキージェットシティのベースの照井さんのアコースティックソロ。
ブランキージェットシティの黒さからは想像もつかないくらい、透き通ってて。
CDで聞くのもいいけど、ライブで聴くのもさらに良し。この曲を聴きながら街をブラブラ徘徊ばかりしてました。
NYU!「Meltdown」
2010年前半は、模索中であんまり自分にしっくりくるリリースが無かったために、
自分で制作活動することに時間を費やしてました。
そんな時に作った曲。まだまだ初心者ですけどね。
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メチクロ [MHz.inc]
http://www.m-hz.net/
Masaaki Hara「How Far Do You Wanna Go?」
2010のMIXモノではダントツでベスト。知的で凶悪なダンディズム。
Drumno「3P」
脅威のドラムトリオによる数学的構造美。四つのイーブンキックを追ってるつもりで実は三拍子。縦と横に振られる円運動のグルーヴ。
Mike Patton「Crank High Voltage」
パットン将軍による同名映画のサウンドトラック。氏が持つ幾多の名義が夢の競演を果たしたかのような四次元サウンドスケープ。richard devineも一曲参加。
Mono「HOLY GROUND: NYC LIVE WITH THE WORDLESS ORCHESTRA 24bit / 44.1KHz version」
十周年にオーケストラを迎えて決行されたNYでのライブ盤。CD/DVDのパッケージも凄まじいのだが、配信版の高ビットレートバージョンが至極。録音/MIX共に上質。
World’s end girlfriend「SEVEN IDIOTS」
破壊と再生により積層されたしなやかな筋肉。奇形の審美眼。
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黒電話666
http://www.geocities.jp/made_in_nakano/index
ELUVIUM「Similes」
アメリカ産ドローンアンビエントの6th。
安室奈美恵「Past < Future」
日本産ポップス・R&Bシンガーの9th。
RED RAN AMBER「raahula」
日本産3人組ブルータルグラインドの1st。
Shandi-I「Live In Session -Osaka-」
日本産ルーツレゲエシンガーのライブ録音MIX CD。
Sanctum「On The Horizon」
アメリカ産5人組メタルクラストのボーナストラック付1st。
Krzysztof Penderecki「Polnisches Requiem」
ポーランド産現代音楽作曲家・指揮者のTOWER RECORD編集盤。
Ramleh「Hole In The Heart」
UK産80’sパワー・エレクトロニクスのカセット作品編纂盤。
Kazuma Kubota「A Sense Of Loss + 1」
日本産カットアップノイズのボーナストラック付LTD50。
SFN「DEMO」
アメリカ産新鋭3人組パワーバイオレンスの7インチデモ。
Roots Underground「Tribesman Assault」
ジャマイカ録音Wackie’sの’77ダブ。”Open The Gates”!
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参加してくださったアーティストの皆様ありがとうございました!!!