Celsius – 1992

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ダークコアのキーパーソンの一人であり、インダストリアル・ハードコアの発展にも関わる重要人「Celsius」がブレイクビーツ・ハードコアにフォーカスした純正Raveアルバムを発表!

活動休止期間を経て、PRSPCTから復帰作『Y5』をリリースし、再びハードコア・シーンに帰還したCelsius。最近はKarnage Recordsから『Voyager』というEPシリーズを発表し、ダークコア/インダストリアル・ハードコア・ファンを中心に人気を得ています。

今作『1992』は、Celsiusが10代の時に経験したUK Raveの影響を具現化したアルバムとなっており、ジャングルのDJとしても活動していた彼のブレイクビーツへの愛が存分に表現された力作。凄まじいエネルギーを放出していた90年代前半のRaveミュージックの息吹をそのままパッケージした底抜けにアッパーでハードコアなトラックが収録されています。

オールドスクール・フレイヴァが全体に注ぎ込まれていますが、「Trip to the Moon」や「The Clock」ではベースミュージックやモダンなブレイクビーツ・ミュージックの要素を取り込んでいるのもポイント。Celsiusはグライムやエクスペリメンタルなベースミュージックを好んでいるらしく、それらの背景も今作に反映されており、自身のRaveミュージック・スタイルを更新させているようです。