凄まじい重さを持ったブルータルなサウンドで日本でも人気のハードコア・バンド「Jesus Piece」のドラマーであるLuis Aponteのソロプロジェクト「Lu2k」が初の単独作品を発表！

Lu2kではDJプレイをメインに、最新からオールドスクールなハードコア・テクノ/ガバやジャングルなどのRaveミュージックをプレイしており、インダストリアル・ハードコア・アーティストのKilbourneとのコラボレーション・トラックも制作するなど、一部のコアなリスナーからは注目を集める存在でした。
満を持してリリースされたL2ukのデビュー作『ODDWORLD​.​1999』はPost Raveやオルタナティブ・ハードコアといったスタイルや概念を具現化した煌びやかでアトモスフィアリックなダンスミュージックを完成させています。
ハードコア・パンクとの共通点を見出せるような激しくトライバルなアーメン・ブレイクが印象的な「there is no other way」、ブレイクコア的ともいえる「im somebody now」、IST Recordsを連想させるとトランスとハードコア・テクノの融合を現代的に解釈している「10.8」など、どれも注目すべき刺激的な曲ばかりです。
オールドスクールなRaveミュージックへの回帰だけではなく、現行のトレンドも意識しながら自身のコアなスタイルを追求しており、今後のLu2kの活躍には要注目です。