No​-​Tek 19 La Peste

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1995年に設立されたフランスのハードコア・レーベル「No-Tek Records」からフラッシュコアのパイオニア「La Peste」の新作レコードが登場!

去年はKrystal Jesus名義でDiagnostic(Undacova/Atomhead)のアルバムにリミキサーとして参加し、20分を超える壮大なスケールのフラッシュコアを叩きつけたLa Pesteですが、遂に待望の新作をリリース。La Peste名義でのレコードは2007年にPraxisからリリースした『Safety First』以来となり、何と13年振りの作品発表となりました。
Somniac Oneなどの次世代ハードコア・アーティスト達がフラッシュコアからの影響を公言し、再びフラッシュコアへの注目が高まって来ていた昨今、ベストなタイミングで放たれたLa Pesteの新作はフラッシュコア・ファンの期待に答える流石の内容。今作もコズミックな電子音が超高速で飛び回り、レーザー光線の様な音が体を突き刺してくる様な体験型音楽作品となっています。インプロビゼーションを主体とした偶発性を重視したフラッシュコアの中でも、La Pesteの作り出す作品には一貫したストーリー的な流れや視覚的な情報なども感じられ、それによってある種の聴きやすさを作り出していると思われます。そして、やはり音の厚みと響きが凄い!
フラッシュコア・ファン以外にも、モジュラーシンセ好きやノイズミュージック系のファン、そしてフラッシュコアの元にもなっているスピードコア・ファンにも是非聴いて欲しい1枚。デジタル版もNo-Tek RecordsのBandcampにて配信中です。